前回の記事(WordPressで新しくブログを作る人のための「情報分類学」)からずいぶん間が空いてしまいましたが、予告通り「実際にプラグインを導入してポストタイプとタクソノミーを管理する」作業を追って行きましょう。どういうものかは理解できたと思うので、もうハードルはとても低いです!気を楽にして行きましょう。

カスタムポストタイプ/タクソノミーの制作をアシストするプラグインはいくつかリリースされているようですが、今回はボクも実際に使っていて馴染みのある「Custom Post Type UI」を使います。インストール手順は省きますヨ

まずはポストタイプを作りましょう

install

新規作成(Add New)

プラグインを有効化すると管理画面左側のメニュー一番下に、左の画像のように「Custom Post Types」メニューが追加されます。マウスを乗せて出てくるメニューのうち、一番上はプラグインの説明とクレジットです。
まずはポストタイプを作るので、二番目の「Add New」へ進みましょう。
3番目と4番目は、それぞれを作ってから編集するときに使います。

addnew

左の欄を使います

入力項目は、たとえば「ポートフォリオ」というポストタイプを作る場合の例です。

投稿タイプ名: portfolio
ラベル:    ポートフォリオ
単数形のラベル:ポートフォリオ
説明:     これまでに制作した作品

「投稿タイプ名」は半角・小文字アルファベット・20文字以内が条件です。
「ラベル」に指定した文字が、管理画面の左側に表示されます。
「単数形」というのは、英語圏などで単語の綴りが複数形と異なる場合があるときのために存在する入力欄のようです。日本語で使うぶんには意識しないで問題ありません。

advanced setting01

詳細設定をしましょう

「Advances Label Options」をクリックするとズラッと入力欄が表示されます。
無記入でも平気ですが、気になるようであれば項目名を入力欄にコピペしておくといいでしょう。

「Advanced Options」をクリックすると、今度はプルダウンメニューがたくさん出てきます。
この設定が肝になるので、設定して何かおかしければここを疑ってみましょう。

一般公開 Trueで公開
UIを表示
Has Archive Trueで月別アーカイブなどを生成
Exclude From Search Trueで検索対象に含める
利用タイプ postで大方いい
階層
リライト Trueで任意のアドレスを指定できる
カスタムリライトスラッグ 上記をTrueにしたときのアドレスを決める。
例:http://l-cre.info/rewrite/
クエリーバージョン
メニューの位置 数字が若いほど管理画面のメニュー位置が上に来る
Show in Menu
サポート 投稿ページに表示する項目を選択する
ビルトイン分類 タクソノミーを使う場合、その指定(後で変更可)

ポストタイプの準備完了!

ここまで入力がすんだら「Save Custom Post Type」ボタンをクリック!
管理画面左のメニューに、新しいポストタイプの名前ができていれば成功です。
続いてタクソノミーを作りましょう。

タクソノミーを作り、ポストタイプに対応させる

menu

新規作成(Add New)

管理画面左側のメニューに、新しく追加したポストタイプは出現したでしょうか。
カスタムポストタイプに記事を追加するときは、そのメニューから新規作成(Add ○○○)と進みます。
ここまでの設定ではポストタイプが使えるタクソノミーは、初期のタグとカテゴリしかありません。
次のステップではタクソノミーを作り、作成したポストタイプ専用に変更します。

taxonomy

右の欄を使います

入力項目は、たとえば「GENRE(ジャンル)」というタクソノミーを作る場合です。
このタクソノミーはポストタイプ「ポートフォリオ」専用に使えるように設定します。

分類名:      genre
ラベル:      ジャンル
単数形のラベル:  ジャンル
利用する投稿タイプ:ポートフォリオ

「利用する投稿タイプ」はポストタイプを作ると選択肢が増えていきます。チェックボックス式なので、いくつかのポストタイプにまたがって利用するタクソノミーを作ることもできるようです。

advanced setting02

詳細設定をしましょう

Advanced Label Optionsをクリックするとズラッと入力欄が表示されます。
ポストタイプと同様に、無視してもコピペでも問題ありません。

Advanced Optionsから現れる設定はさほど難しくありません。

階層 Trueで階層を持てる
UIを表示
クエリーバージョン
リライト Trueで任意のアドレスを指定できる
カスタムリライトスラッグ 上記をTrueにしたときのアドレスを決める。
例:http://l-cre.info/rewrite/

タクソノミーも準備完了!そして・・・

これでようやくポストタイプとタクソノミーの自作が完了しました!
これで整理上手なWordPressライフを送ることができます!

が、一点困ったことに。
カスタムポストタイプで投稿された記事は、そのままではサイトに表示することができません。
テーマファイルを変更して、指定したポストタイプが表示されるようにする必要があるのです。
この設定は別の記事に分けて、次回解説します。