定義付けに困るイベントです

通っている学校の卒業制作展 兼 文化祭 みたいなイベント
産学ネットワーク展 (http://mdc-vd.com/sangakunetwork/)
が2月の15〜17日の3日間開催されていました!ボクも今年で卒業なので卒制作品の出展をしていましたー!

ビジュアルデザイン科 WebデザインCG映像コース

という学科に所属しているボクは、なかでもWeb専攻なのでWeb作品として簡易ソーシャルメディアを作りました。
本当は他に作りたかったメディアがあったのだけども、企画書が通ったのがこっちだったために苦汁を・・・
というのはさておいて、期間中閲覧していただいた皆様ありがとうございました!
ネットの普及からソーシャルブームに至った今日の、現実の仲間とのつながり、一期一会というコンセプトが少しでもご理解いただけていたら嬉しいです。

出展していた作品はスパムとのイタチごっこが裏方で続いているので近いうちに消滅します。
キャプチャした画像を元にポートフォリオへの追加を検討中です。そのときは改めてアナウンスしようと思います。

本命は出展作品じゃなくて、展示会場のデザインだったのです

映像専攻の子が作ったムービーを上映するために部屋を薄暗くするのがうちのコースの伝統なのですが、来場者も先生も、現役学生まで「暗くて入りにくい雰囲気!」と言ってしまう大問題を抱えていました。
さすがにそろそろまずいだろと先生も思ったのか、今回はじっくり考える時間をとろう、とプレゼンの授業で各々の考えや主張を提案する時間を得られました。

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暗さを逆手にした、入りたくなる魅力あふれるブースを作ろう

プレゼンでは部屋を明るくしてしまおうとか、アトラクション風にしようとか、明るいところと暗いところを分けようとか、いろんな案が出て1ヶ月は意見がまとまらずに過ぎました。年末休みを間に挟んで考えをリフレッシュ、と思って年明けたら残り時間が減りすぎてて全員焦ってたよね
そこで先生の要望だったり話し合いの方針を取り入れたりしながら、ボクの提案していた会場配置図がベースになることが決まりました。(原案ではないけれど、その時の体裁が左の画像)

来たヒトを逃がさない吸引力を入口に!

提案の切り札に用意したのが、半透明スクリーンの存在でした。
映像が投影できるけど、背景も透けて見えるというまるでSFのガジェットみたいなスクリーン。Youtubeかニコニコで初音ミクのライブを見てもらえればイメージがきっと伝わる!巷では「アミッドスクリーン」と呼ばれているアレですね。これが本当に素晴らしいんだ。

これを入口に設置して映像作品のショートバージョンを背景を消して流す。(主役になるキャラクターのみが投影されるようにする)
そうすると通る人にめっちゃ近づいてアピールできる。「動いているもの」があるのにさらにその奥が透けて見えたらもう振り返るしかないでしょう。気になりますもん。

会場を俯瞰できる角度で

配置には他にも色々な考えが含めてあって、たとえば「八」の字型に机を並べたのは廊下から網戸越しに奥をのぞいたときに「網戸」「展示用PC」「メインスクリーン」のすべてがまっすぐ視界に全て入るようにするためだったり、入口側とメインスクリーン側の空白スペースをどれくらい取れば圧迫感を感じないかとか、作品展示以外にも置いておきたいものがあればその配置はここだろうという予備も考えていたり。
「こうやりたい」っていうワガママや主張を提案に全部埋め込みました^ω^ 見落とされて没になったアイデアもあったけど。。

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激動の日々 – 20人で期間は14日

話し合いが収束していざ会場設営・・・ができるのはまだ先なのでPCでできる作業を各自進めました。会場案内と作品紹介と呼び込みとを一度にできるパンフレットを作ろう!入口近くに流すクラスメイト紹介スライドショーを作ろう!メインスクリーン用のキャプションを作ろう!販売するDVD/Blu-rayのメニュー演出を作ろう!することやること多すぎるぜ!
Web科側はほとんど卒制が終わっていたけど映像科はまだ製作中だったこともあって、このとき動けたメンバーは半分の10人以下。思えば激動の日々です。日が明けてみんなで集まるとアドバイスや相談が飛び交って、寝る間を惜しんで制作に携わってくれた子もいて。授業より楽しいしずっと作ってるっていう実感があった。

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深刻なの。連絡が途絶える問題は

さぁいざ会場となる教室を使える日が来たとなると、それはそれで多忙です。
ボクの出した配置案はあくまでも平面上の配置案で、どういった具合で飾るか、壁面や机上の演出は当時考えていなかったのでした。それらは次の話し合いで決めていったのだけど、凝っていく凝っていくわで。「青く光る」「サイバー」とは口で言って参考画像は見たのものの、たぶん完成像は誰も想像だにできていなかったんじゃないだろうか。
そんな未知のものを手探りで、スチレンボードを切ったり後ろから照らしたりしながら再現して形にしていくんだから、少しでも進行があるともう楽しくて本当に仕方がないんだよね。

でもやっぱり人数不足は深刻で、逆算してイベント当日まで間に合うのか、ちょっとクオリティ下げてハードル低くしたほうがいいんじゃないのか?なんてことも考えたり相談したりしてました。

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最終判断は最高品質をつくり上げることに「GO」!

それでも妥協なんてしたくないから、真向から向かっていくんです。日が過ぎれば卒制が上がる子も増えて、割り当て作業が終わった子も出てきて、不安だったセクションにどんどんヒトが集まるから、作業時間ほんとにピッタリキッカリで設営作業は完了したんです。
終わらなくてイベント期間中にも制作を続けることになってしまったBlu-ray班はボクの人事割り振り能力が未熟だったからです。担当にあたっていた子には本当に申し訳なかった…

ともあれ事前準備はそこで全て終了したので、全員集まってのミーティング。
このとき今の完成度はどうかと聞かれて「20%」とボクが答えたらみんな凍ってたよね。
あれは半分ジョークと、明日からやるぜって気持ちをみんなが持ってはじめて完成じゃね?っていう思いから言ったのだよー( -_-)ノ

こうして作られたのは「会場」という有形と「思い出」という無形

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サイバー。暗さを逆手に取って。

ところでどのタイミングでボクは今回の展示でディレクターっぽいポジションになったんですかね。
何度も計算間違えのヘマしたり、状況把握できてなくて事態を混乱させたり、他クラスとの情報伝達に問題があったり、担任ともめたり、割り振った作業量の比重が偏ったり。とんでもないクソッタレディレクターでした。
それでも愚痴聞いてくれたり、相談乗ってくれたり、作戦会議やったり、まわりの指揮高めるために動いてくれたりしてくれる仲間がいて、本当に救われました。このメンバーだったから、こうして今振り返って記事を書くことができています。ひとつでも歯車がずれてたら、どこかしらで挫けて心が折れて、このイベントから逃げてたと思うのです。

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イベント当日は病院寄って遅刻してくるし、会場入りしたと思ったら終始こんなかんじで歩きまわってるのがボクです。
どうして誰も文句をつけないのか不思議なくらいだ!たぶん「制作」の作業量負担はボクはみんなより少なめで、イベント中もフラフラ〜っと出歩いてる不まじめな奴だったと思います。
それでも変わらず慕ってくれる優しくて頼りになるこのクラスメイトに向けて言うのです。
「ありがとう」って。

という感じで〆ておくとそれっぽい記事に見えますよね!

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