東京モノレール、東急東横線、大江戸線が乗り入れる「大門」「浜松町」を通ったときに、少し早いけれど夕飯を取ることになった。
ホッペ君やぐるなびで近隣のお店を探したところ、価格帯も手頃なインドカレーのお店があったので寄ることにした。

暖かくなったり寒さが戻ったりする不安定な気候の週末、夕方浜松町はどんよりと雲に覆われて、わずかに雨も降っていた。足早に世界貿易センタービルの横を、東京タワーの見える方向に進むこと5分ほど。芝大門の交差点に「ビニタ 4号店」がある。
インドの国旗を彷彿させる白緑赤の3色看板が結構目立っていた。

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■ファーストインプレッション

店の前に貼られたメニューボードを眺めていると、スタッフが出てきてどうぞと店内へ案内された。
店内はエスニックなスパイスの香りが若干漂う程度で、インドカレー屋さんとしては匂いは弱い方に感じた。
客席はコの字を描くようなレイアウトで、低いパーテーションで隔てられたボックス席になっている。全部で30席くらいあり、先に2組お客さんが入っていた。
店内の装飾や雰囲気はそこまで統一感があるわけでもなく、どちらかというとゴチャッとした感じ。
テーブルはやや広めで、イスのクッションもそこそこ具合がよく、居心地はよさげ。

■気になるメニューとお値段ハウマッチ

メニューはバリエーションに富んでいて、選ぶのにかなり時間を要した。
スタッフには途中でおすすめの案内をされたが、今回それはスルーして以下の内容で注文。

ミックスシーフードカレー(900円)
チキンほうれん草カレー(850円)
ナン(300円)
ナンサンド(680円)

カレーとナンは別に注文する必要がある。また、ナンのサイズを選んだり、食べ放題といったメニューは提供されていない。
カレーは辛さを選ぶことができ、標準が1辛で、最大で10辛まで調整することができる。
あらかじめ、チキンほうれん草カレーを1段階辛くして注文しておいた。
注文こそしなかったものの、タンドリーチキンやティッカも気になるところ。
バリヤニ(インドのピラフ)というメニューははじめて見た。こちらも機会があれば一度は食べたい!

■チキンほうれん草カレー

まず運ばれてきたのは、チキンほうれん草カレー。銀の器になみなみと注がれたルー。
フレッシュ、パクチー、カイエンペッパーが乗せられています(カイエンペッパーはおそらく辛さ調節分)。深みのある緑色の上で心地よいコントラスト。
ナンと一緒にいただきます。カレーの濃度は他のインドカレー店と同じくらいの、サラサラとしたかんじ。ほうれん草の主張を感じるというほどでもなく、でもしっかり個性がある味。なんとなく味に濁りを感じやすいほうれん草系のカレーにしてはあっさりした印象で、癖がなく食べやすい。チキンもふんわりしていて食べやすかった。
辛さレベルは1段階上げていたわりにはパンチが弱かったので、2〜3段目までは気軽に変更して良さそう。

■ミックスシーフードカレー

続けて運ばれてきたのが、海鮮の具がごろごろ入ったシーフードカレー。フレッシュとガーリックスライスが目立ちます。
ルーはバターカレー系で、しっとり濃厚。ドローっとしているのでナンによく絡んで、どんどん食を進められる。
まろやかな口当たりながらルーには程よい辛さと味があり、バランスもいい感じ。エビやイカが結構な頻度で顔をのぞかせるため食感にも変化が出て食べていて楽しいかんじ。

■ナンとナンサンド

ナンの大きさはやや大きめで、やや薄め。ルーを乗せてカレーを食べたら少し余るかなぐらいのボリューム感。
ふんわりとはしているものの、もっちりとはしていない。個人的にはナンはもっちりふんわりしていて欲しいので、これはちょっと残念だった。
一方のナンサンドは、このナンをそのまま使っているようで、その欠点をうまくカバーしているといった印象。やや薄手のナンで具を包んでいるので太くなりすぎず、とりあえずは片手で持つことのできるサイズに仕上がっている。ただタレというか肉汁というか、とにかく汁気が多くベットリしていたのがいただけない。初見でおっと期待しただけに、さてどう食べようか、と悩ませてしまうのは勿体無いかなーと。
頑張ってかぶりつくと、シークカバブの肉のほかに、キャベツやコーンといった食材の味を口いっぱいに感じた。スパイスの味は弱めで、むしろ野菜の甘味がとけあった優しい味。これまで食べたインドカレーとはまた違う種類の味だったので、意外性という意味でもナンサンドはかなり好きだった。ただ、ほんとにベットリして食べにくいのだけは改善を望むところ。

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