カメラのメンテナンス「お掃除」

カメラの愛機「NEX-5N」で撮る写真に、気になるゴミが映り込むようになった。
これもカメラを覚えるのに良い勉強になると、レンズクリーニングキットを購入。レンズは拭き掃除を、センサーはブロワーで吹き掃除(?)のやりかたを覚えた。

そんなわけで快適に写真撮影を続けてきたのだけれど、最近になって像に気になるモヤが映り込むようになった。
またレンズにゴミが付いたかとクリーニングをしてみるも取れず、レンズフィルターを外してみても残る。
さてはレンズかと思い、別のレンズに付け替えてみても、同じ箇所に同じモヤが写り込んでいた。
もしやと思いレンズを外してセンサーにブロワーで風を当ててみても、なぜか取れない厄介者だ。
あれやこれやしていると、掃除をし始める前よりもあちこちにゴミが付いてしまうという悪循環に陥っていた。

これはマズイと調べてみると、SONYでは持ち込みで修理やクリーニングを実施してくれる窓口があることが判明した。
幸いにも、よく行く街「秋葉原」にその営業所があることまでわかったので、翌週末の土曜日に「サービスステーション 秋葉原」へカメラを持って行くことにした。

「レンズクリーニング」と「センサークリーニング」

事前の調べによると、SONYのデジタルカメラ「Cyber-shot」や一眼レフカメラ「α」のレンズクリーニングにかかる費用は、メーカー保証期間内であれば無料、保証期間が過ぎている場合には3000円(税別)とのことだった。
所要時間は店頭の混み具合にも左右されるものの、だいたい1時間程度。
営業時間は10時から夕方までで、土日祝日も営業しているから、預けたあとにアキバで買い物をしてこれる。(営業時間について詳細は後述)
費用も時間も想像よりリーズナブルで、アクセスもいい立地という好条件っぷり。

いつもと同様に自転車を高架下の駐輪場に預けて、そこから高架沿いに上野方面へ歩くこと約3分で目的地に到着した。
とりわけ目立つ目印があるわけではないので、見つけるのに少し苦労した。(銀座線の末広町からなら、地上に出て直進すること1分なので迷いにくいかもしれない)

店内に入ると、受付順を示す番号札をとるよう促された。
札を持ってソファで待機すること5分ほどで、受付の方に呼ばれてカウンター席に移動。店員さんにクリーニングをして欲しい旨を伝えると、受付票を渡され、名前、住所、電話番号を書くように言われた。
そのとき、カメラ本体の機種名、製造番号の他に、レンズに付けたフィルター、バッテリー、SDカードを付属品として預かることを確認された。
受付票はその後、店員さんが入力した情報をインパクトプリンターで追記したあと(アナログだなぁ・・・)、封筒に入れて預り証として渡された。クリーニングは1時間ほどで終わるから、それ以降を見計らって取りに来てくれとのこと。
料金は受け取り時の後払い方式らしく、その場ではセンサークリーニングなので3,000円(税別)という案内をされるのみだった。

サービスセンターでは対応できない状況

カメラを預けたあと、電気街で買い物をしている最中に着信があった。
電話を取ると相手はサービスセンターの人で、非常に聞き取りにくいレベルの早口で状況を説明された。
というのも、センサークリーニングにとりかかったところ、実はゴミが「センサー表面」ではなく、「センサーとローパスフィルターの間」に入り込んでしまっており、この清掃には分解を要するため、サービスセンターでは対応しかねる、ということらしい。
この分解清掃を行うには、ソニーの修理工場に本体を送る必要があり、これには10日の時間と費用として8,000円(税別)がかかるという話もされた。
費用は致し方ないものとして受け入れられるものの、翌週末の土曜日にはイベントで写真撮影をする約束があったボクにとって、10日という時間は確実にNG。
電話越しに「それでは不都合がございますか?」と言われたので、ありのままに「非常に困る」と伝えたところ、工場に確認をとって再度連絡するとだけ告げられ、その通話は終了した。

その後あった着信に気づけず、留守電にメッセージが保存されていた。
相も変わらず早口で聞き取りにくい男性店員の声で、「工場に確認が取れて、金曜日にはお渡しできるますが、それでもよろしいでしょうか。1時間後に再度電話連絡をさせていただきますが、折り返していただけると助かります。」という内容だった。
金曜日に受け取れるのであればギリギリ間に合うから、仕事になんとか都合をつけて取りに来よう、と思って電話を折り返すも、サービスセンターが混んでいるのか呼び出し音が延々と続く。耐えかねて一旦電話を切って、少し間を置いてから再度電話をかけると、しばらくの呼び出し音のあとで男性が電話に出た。
またもや早口で、しかも今度は口調が少し気怠そうだった。
名前と電話番号を告げて確認をとってもらうと、すぐに折り返すと言われ電話を切った。

折り返しの電話はすぐにかかってきて、店頭で受付をしてくれた男性の聞き覚えのある声だった。(この人は早口ではないので、そのときサービスセンターには男性スタッフが少なくとも2人いたのだと思う)
留守電の内容を改めて確認して、修理工場に持って行ってもらうことになった。

予定よりずっと早く帰ってきた!

その後2日が過ぎた火曜日、昼過ぎに携帯に留守電メセージが記録されていた。
「工場から戻ってきたので受け取りをお願いします」というのは女声の声だった。メッセージからでは今日既に受け取れる状態なのかが曖昧でわからず困惑したが、ちょうど昼休みに雨が止んでいたので自転車で秋葉原に出かけることにした。
店頭で電話をうけた旨を伝えて預り証を渡すと、店員さんがすぐにカメラを持ってきてくれた。
厳重に緩衝材で梱包されており、その裏にはおそらく内部で使っている管理票が貼り付けられていた。(その紙は受け取れなかったものの、大きめの文字で「大至急」と書いてあるのだけは見れた)
修理代金としての8,000円(税込8,640円)を払い、受取のサインをすると、店員さんが梱包を開けるかどうかを尋ねてきたので、その場では開封しないことにして、荷物を受け取ってオフィスに戻った。

カメラはレンズ、レンズフィルター、レンズキャップが装着されたままの状態で、バッテリーとSDカードのみ別に梱包されていた。
バッテリーの充電具合は特に変化していなかったようだが、SDカードは完全にフォーマットされていた。
データのバックアップはとっておいたものの、事前確認を一切されないままこうなって戻ってきた状況には驚いた。

総評:クリーニングを経て

レンズやセンサーのクリーニングであれば、比較的手軽にサービスを受けられるSONYのサポート体制には感心した。
1年のメーカー保証内であれば、技術のある専門のスタッフが無料でクリーニングしてくれるなら、積極的にサービスを受けたいと思う。
一方で今回の件でSONYの、主に窓口スタッフへの不満がたくさん浮上した。日本が誇れるプロダクトメーカーだと思っていただけに、この減点は非常に残念でならない。

サービスステーション秋葉原

営業時間:月~土 10:00~18:30
    :日・祝 10:00~17:30
定休日 :木曜日

東京都台東区上野 3-1-2
秋葉原新高第一生命ビル 1F
電話:03-5818-0521